§ 船迫優子さん





打楽器奏者・船迫優子さんの 名刺のためのはんをおつくりしました
船迫さんは 東京フィルハーモニー交響楽団に所属しておられます
団員としても また プライベートでもお使いいただけるよう
組み合わせて捺すと名刺になるようにおつくりしました
 
 
   
○お名前とご自宅の連絡先のはん
○所属オーケストラ名のはん
○船迫さんをイメージした絵柄のはん(左)
○携帯電話・メールアドレスのはん

以上の4つに分けて仕立てました


 
*個人情報を守るため  画像上はすべて
  情報部分を加工しています
 
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   ・ 手描きの下絵案 三つ ・

   
  
 
 
 
  
 
   
 
  
 

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船迫さんからも ぜひにとご提案いただき
まずは 直接お目にかかってお話しましょう!
ということで ご相談をスタート

オーケストラの打楽器奏者 ときいただけでも興味津々
うかがってみたいことが あれやこれやと胸にいっぱいです

そもそも どのような道をたどって"打楽器奏者"となられたのでしょう
また オーケストラの団員である というのはどんな心持ちなのでしょう
個人的に 打楽器(ドラム)になじみがあったこともあって
クラシックの音楽家の中でも たくさんの楽器をあやつる
打楽器奏者の特質やおもしろさについて 話はつきません

 
40種類にもおよぶ楽器を奏でる打楽器奏者にとって
原点であり それゆえ思い入れの深い楽器が "小太鼓"なのだとか
演奏の試験なども 主に小太鼓で審査されるのだそうです
小太鼓にはじまり 小太鼓におわる といったところでしょうか

お話とあわせて 演奏中の写真や楽器の写真
お好きな音楽のCD オーケストラのパンフレット などなど
いろいろと資料をおかりしました

 
ご依頼は 名刺のはん
絵柄のリクエストは 小太鼓で
特に お気に入りの角度があるとのことで
ひとつめの案は お好みにそってかなり忠実にスケッチしました

ふたつめの案は 制作者のもった打楽器奏者のイメージを
お名前の船の一文字にのせて  自由に描いたもの
"日本におけるクラシック音楽"を かすかに意識したかったので
たて書きで情報を配しました

三つめは ポップで楽しいイメージ
太鼓をたたくご本人の視点に立って
太鼓の白い打面を主役にしたデザイン

裏面の情報は さまざまなマレットを楽しく配したお楽しみのはんです
 


あれこれご相談をかさねて
ふたつめの 船に楽器を積んだ絵柄の案に決定
個人として音楽家であることと
オーケストラの一員であることのバランスについて
じっくり話し合って まとめることができたとおもいます

期せずして ご相談の間に東日本大震災がありました
芸術を生業とする人々にとっても 大きな意識の転換があったことを
肌で感じ そのような意味でも心にのこるご依頼となりました
最後まで丁寧に楽しみながらそしてまっすぐに取り組んでくださった
依頼主である船迫優子さんに あらためて深く感謝いたします
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